スタッフインタビュー vol.2

私たちと一緒に、世界最大級の寺社フェス『向源』のお手伝いをしてみませんか?ただいま向源では、ボランティアスタッフを募集しています。

年の東京オリンピックに向け『文化のオリンピック』となるべく毎年進化を遂げている向源は、メディアや各業界からも多くの注目を集めています。そんな向源の大きな特徴は、ボランティアで運営されているということ。

昨年2015年は20代~60代の250人近いボランティアスタッフにご参加いただき、2日間の開催で6000人もの方々がご来場くださいました。今年は都内3か所で一週間にわたり開催され、さらに大きなイベントへと成長します。

向源ってどんなイベント?

どんな人が参加しているの?

参加したらどんないいことがあるの?

といった疑問にお答えすべく、ここでは実際に向源で働くスタッフのインタビューをご紹介。外からはわからない向源の魅力を感じていただければと思います!

 

五味春香さん(写真右)

都内で会社員として働く五味春香さんは、一昨年からボランティアスタッフとして向源に参加しています。彼女の動機は意外にも 「外に出て体を動かしたい」 という大変シンプルなもの。

向源の他にも様々なイベントにボランティアとして参加する、好奇心と知識欲いっぱいの五味さんにお話を伺いました。

 

「仏教 フェス」で検索して

「私は伝統宗教にすごく興味があって 「宗教ってなんだろう? 」 という疑問がずっと胸にあるんです。きっかけはおそらく、高校3年生の時に授業で初めて聖書の深い内容に触れたことだと思います。

それはちょうど、世間でもイスラム過激派とテロリズムの問題が大きな話題となっていた時期です。 特定の宗教を信仰しているわけではない私にとっては 「世界にはこんなにも宗教というものに熱心な人がいる」 ということがすごく不思議に思えました。

その後社会人になってから家族で中東のドバイを旅行する機会があり、現地でアバヤを被った女性や礼拝をしている人々の姿を見ました。 それだけでも私は大きなカルチャーショックを受けたんです。

そこから宗教のことをもう少し深く知りたくなり、伝統宗教のイベントはないかなと検索して向源を見つけました」

 

日本文化のオープンキャンパス

「向源に参加する少し前からイベントのボランティアスタッフに参加することに夢中になって、いろいろなイベントを経験してきました。一般的にボランティアに参加する動機というと 「友達がほしい」 「社会貢献をしたい」 等ではないかなと思うのですが、私の場合は  「外に出て体を動かしたい! 」 というシンプルなものです。

平日はデスクワークなので、土日に外に出てイベントに参加することで心身ともにリフレッシュできます。一度参加するだけでも色々なことを知ることができて、とってもお得なんですよ!

 以前参加した “ナマステ・インディア” というインドのフェスは、文化に関する真面目な講義や、朝のヨガ教室などの催しが充実しています。私は、このフェスと向源は少し似ているのではないかなと思っています。

特に向源は、フェスというよりも様々な教室が解放されていて体験講座を受けられる、大学のオープンキャンパスのような雰囲気です。物販中心で商業目的のイベントとは違って、全体がテーマに沿っていて統一感があることもクオリティの高さに繋がっているのではないでしょうか」

 

ご縁によって広がる視野

「向源では開催期間外にもスタッフ同士の交流の機会を設けて、ご縁を大切にしています。昨年は有志で都内のお寺やモスク、教会などを巡りました。向源ならではの企画がとても楽しかったです。

私が参加してきた他のイベントのボランティアスタッフは高校生~30代くらいが中心だったので、40代以上の方が中心の向源は少し年齢層が高めだなと感じます。職場や友人関係とはまた違った世代の方と一緒にイベントを作るのがおもしろいですね。仏教のフェスということで厳格でストイックな方が多いのではと思っていましたが、意外と親しみやすい方が多くてびっくりしました。

年上の方々との交流が増え、その充実した休日の過ごし方を拝見して、同世代との違いに新鮮さを感じています。休日に着物でお出かけしたり、ワークショップやパーティーに参加したりと、上質な毎日を丁寧に楽しんでらっしゃる様子が素敵です。

そんな皆さんの様子を見て、自分も見習いたいなと思うようになりました。家に閉じこもっているだけじゃダメなんだな、って。そういった点で、参加する前よりも自分自身の視野が広がったのかな?と思っています」

 

ボランティアでもここまでできる

 「私が向源で担当してきたのは、会場内を巡回して来場者の道案内や問い合わせに対応する仕事です。まさに体力勝負ですが、今やるべきことがはっきりしている仕事なので気苦労が少なく、私に合っているなと思いました。

「(増上寺から)東京タワーにはどうやって行けばいいですか? 」 などの予想外の質問を受けた時も、その場で調べたり他のスタッフと連携したりしながらお答えします。来場者と直に触れあう仕事ならではのおもしろさかもしれませんね。

一昨年参加した際の経験を生かして昨年はリーダーを担当し、スタッフが効率よく巡回できるようシフトを組みました。想像以上に難しく苦労しましたが、この経験を別のイベントで生かすことができた時はうれしかったです。

向源はイベント会社が運営するフェスではないので、ボランティアの仕事が本当にたくさんあります。最初は 「こんなことまでできるんだ! 」 と驚きました。

ワークショップのアテンドから案内、受付、物販、企画、広報に至るまで何でもボランティアが担当しているフェスはすごく珍しいと思います。様々な種類の仕事がある分やってみたかったことに挑戦できる場なので、なにか新しいことを始めてみたい方にもおすすめです! 」

 

「たくさんのイベントを経験してきた私にとっても、向源は独特で面白い場所です。まずは一日参加してみてください。一日のみのボランティアも大歓迎ですよ! 」と締めくくった五味さん。

向源はスタッフにとっても、大きな好奇心を満たせる場所。日常の世界を飛び出して、一緒に史上最大の向源を作りませんか? ぜひ向源ボランティアスタッフにご応募ください!

(芳川末廣)

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