スタッフインタビュー vol.4

私たちと一緒に、世界最大級の寺社フェス『向源』のお手伝いをしてみませんか?ただいま向源では、ボランティアスタッフを募集しています。

向源ってどんなイベント?

どんな人が参加しているの?

参加したらどんないいことがあるの?

といった疑問にお答えすべく、ここでは実際に向源で活躍するスタッフのインタビューをご紹介。
外からはわからない“向源”の魅力を感じていただければと思います!

今回は、向源2019〜Iam Nobady〜にて事務局を勤めていただいた藤尾秀俊さんと正木睦さんからお話を伺いました。
普段は、専業主婦をされている正木さんと有限会社藤尾塗装店を経営されている藤尾さん。
異なる属性のふたりですが、向源の事務局として1つの方向に向かい進んでいく姿勢は同じ。
そんなお二人に向源2019を振り返っていただきました。

藤尾秀俊さん(写真左)正木睦さん(写真右)


▶︎向源との出会い
正木さん:
ここかしこ(http://kokokashiko.jp/)という仏具などを扱っている雑貨屋さんが好きで、お店のSNSをフォローしていたら、そのお店が「向源に出店しますよ」という書き込みを見たのが向源を知るきっかけでした。

初めて参加したのは【向源2015〜未来はあなたの手の中に〜】で写仏・写祝詞のワークショップの会場となった芝大神宮。その後お坊さんと話そうで抱えていた悩みを打ち明け、声明公演を聴きました。
すごく面白くて、これは他の人にも勧めたいって思い、翌年からボランティアに参加しました。

藤尾さん:
菩提寺の住職さんが大正大学の助教授をされていました。
その方から、大正大学の学生さんが普段の研鑽を発表する場として行なっている”声明”に誘っていただき、初めて声明を体験しました。
その時に素直に「お経の凄さ」を感じ2年ぐらい参加していました。

ある時「声明」というワードでネットを検索したのが向源を知るきっかけでした。
そこで早速、【向源2016〜ニッポンを遊べ。〜】の会場となった増上寺に行きました。

般若心経を唱えようのワークショップに参加した際には扇子をもって節の付け方を説明するのを聞いたり、お坊さんが散華についての説明をしているのを聞いて驚きました。

それまで、自分の周りにいるお坊さんは、普段はとても優しくいろんなことを教えてくれる方なのですが、お坊さんの所作等に関してだけはどんなに訪ねても「密教なので」という理由で教えてくれませんでしたし、自分もそういうものかと思っていました。

でも、向源ではお坊さんがきちんと教えてくれる!
衝撃的でした。

向源の魅力を感じていた時にテントで受付をしている向源のスタッフを見ると、風に煽られてぐらつくテントの中で資料などが風に飛ばされて慌てている様子を見て「手伝いたい」っていう気持ちが湧いてきました。(笑)

そして、翌年の【向源2017〜かわりたい〜】ではテントエリアマネージャーをやらせてもらいました。

▶︎「人」っていいな

藤尾さん
向源2019〜I am Nobady〜の事務局を勤めて感じたのは、参加いただいたお坊さんとボランティアスタッフの距離の近さです。これまで以上にスタッフとお坊さんが気さくに話をしている場面をみて一体感を感じました。

事務局をやらせていただいた中で「人っていいな」って何度も思いました。

今年は、ラウンジ(当日に向けてみんなが話し合ったり、興味を持ってくれたボランティアスタッフに説明をする集まり)で新しく参加された方に対応できるようにラウンジ運営チームが自主的に発足したり、当日も現場にいるスタッフがこうしたらいいよねと感じたことをみんなで考えて実行してくれました。
サインボードやテントに矢印や案内とかも作成してくれて、本来ならば準備段階でやるべき事もあったけれど、こんなに良いものができるなんて。

正木さん:
この現場での皆さんの工夫には、感動した!これができるって向源に参加するボランティアの凄いところ。
準備が思っているほど追いつかない部分もあって心残りもあるけれど、そこをスタッフが現場で考えてひとつ上のものを作ってくれる。本当にありがたいです。向源というイベント、また、そこに集まるスタッフの心の広さや懐の深さを感じる。

それぞれのワークショップの紹介をしている手作りサインボード

▶︎様々な人との出会い

藤尾さん:
向源に参加しなければ出会うことのない人たちに知り合えたことは、スタッフになって得た大きな魅力ですね。様々な人の考え方や行動パターンも見えてきます。
仕事とは全く別の関係性がいいですね。
新しい考え方や人たちに出会えるのはスタッフしかないと思うので、もし、やりたいなと思ったのならば是非やってもらいたいですね。

正木さん:
自分の周りにいるのは、自分と考え方が似た人が多くなる。でも、向源スタッフのみんなと話をすると、「こういう考えもあるんだ!」とか「こういうのもありじゃん」とか「いやいやそれは、ないだろう」(笑)とかいろんな考えを持つ人との会話の中で世界が広がりました。

それと、何かに困った時は必ず誰かが出てきてくれる。何かを制作しようという段階で、行き詰まることもあります。でも、そんな時ラウンジでみんなに話をすると「私、できます。」っていう人が必ず出てきてくれる。

年齢も職業も普段生活している世界が違う人たちが集まるから大変だけど面白い
SNSでのやりとりの時間も人によって違っていたりして。

向源はシステマチックな組織じゃないから工夫する余地もいっぱいあるし、楽しいと思う。
興味を持ったのならば是非一緒に作り上げましょう。気軽に参加してみて下さい。

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向源2019の会場となった天恩山五百羅漢寺様をお借りしてお二人からお話を伺いました。


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